Things happen.これが全てを説明するかと思われる後感を持った。
随分前から本屋では見かけたけれど、きっとありがちなぺったりした感動モノか、はたまたファンタジー色の濃い恋愛モノか、と思って避けてきていた一冊。最近では映画になったのを機会に読んでみた。
田舎の小さな町の幸せな家庭に起こる不幸。不幸が不幸を呼び、公平という言葉の存在を皮肉な形で知る。ファンタジーだけでも、Challengingなストーリーだけでも、ミステリーでも、HappyEndの簡単な物語でもなく、人生は不公平で、でもそれをネガティブに捉えないような後味を残す。そう、不公平なんだ。って、すとんと収まるべきところに収まった感じ。
The Lovely Bones

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