Wednesday, August 11, 2010

イルカ * よしもとばなな

ばななさんはキッチンを読んで以来
自分の中の漢方薬のような存在で
自分が苦しいと思ったときや
何かわだかまりがある時に
すっと和らげてくれるような
ずっとそんな存在。

今回のイルカを読んで
また自分の中で
何かすとんと収まる
そんな感覚を受けたのは
予想内なのにやっぱり驚いて
そしてじんわり後押しされるような。

丁寧で自分ととことん向き合った
そんな生き方に
すごく惹かれるんだろう。

イルカ (文春文庫)

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